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生津 康広(なまつ やすひろ/ YASUHIRO NAMATSU)

会社名
生津建築設計室アーキハウス
所在地
尾張旭市桜ヶ丘町2-59 グランドアーツ桜ヶ丘301号
URL
http://www.archihouse.jp/

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上棟式

2013.04.02

本日大安吉日。

このよき日に豊明で上棟があった。建前ともいう。

前日の天気予報では今日午後から雨の模様。今日建前を敢行するかどうか監督からの相談があった。お忙しい建築主様の都合などを考えるとどうしても延期するわけにもいかない事情もあり、本日実行した現場だが、雨の降り始めが予報よりも遅くなり、無事作業を終えることができた。祈りが天に通じたのか、現場関係者の信念か。いやいや、建築主様の日頃のおこないのおかげである。

上棟式。かつては一生に一度、結婚式に匹敵するほどの大イベントであった。現場では大工にお酒がふるまわれ、地域によっては餅投げも行われていた。事実、私が独立した2四半世紀前の上棟式はそんなもので、親戚からはお祝いのお酒やお餅ががとどき、屋根の上からは建築主による餅投げがあり、地域の人たちがその餅を目当てにわいわいと集まってくる。町や親戚一同挙げてのお祝いごとで、夜は遅くまでお祝いの宴が繰り広げられていたのだった。

しかしこれも時の流れか。車で現場に足を運ぶ大工はじめ現場関係者はお酒を飲むことはご法度となり、自然お祝いの宴の開催もはばかられることとなった。また、結婚式同様イベント事は諸般の事情により縮小傾向にある今日この頃である。

そんな折、今日の上棟式で建築主様がご用意してくださった赤飯と紅白の饅頭。久しぶりということもあり、一種の感慨であった。思えば、私の子供のころは何かとお祝い事があるたびに母親は赤飯を炊いていたし、父親はよくいただいてきた。卒業式では学校から紅白饅頭をもらって帰ってきた。

お祝い事には赤飯と紅白饅頭。昔ながら日本の習風、文化が日を追うにつれ退化していることに気が付く。祝宴は車社会の現代は控えなければならないが、よき伝統的習風は残していくべきだし、そのことを忘れかけている自分を恥ずかしいと思いつつ赤飯をいただいたのであった。

 

 


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